誘拐モノはミステリーの一つのジャンルです。しかし中には???というものもあり、なかなか「これは!」というものにめぐり合えません。そんな誘拐モノですが過去の著作の中にはこれぞ名作というものがあります。では古い順に。
『大誘拐』:天藤真(東京創元社)
3人組の誘拐犯『虹の童子』が狙うは紀州随一の大富豪柳川家当主とし子、身代金は100億円!破格な金額はさることながら、その『虹の童子』をなんと誘拐されたとじ子本人が指揮したり、テレビを使った大胆な身代金受け渡しなどあっと驚く仕掛け満載です。古い作品ですが古さを感じさせない名作です。映画にもなりました。
『99%の誘拐』:岡嶋二人(講談社)
末期ガンに冒された男が、病床で綴った手記を遺して生涯を終えた。そこには8年前、息子をさらわれた時の記憶が書かれていた。そして12年後、かつての事件に端を発する新たな誘拐が行われる。犯人はかつて誘拐された息子、その犯行はコンピュータ制御で行われる。誘拐犯が身代金を自ら運ぶという展開、そして奪われた身代金の行方など奇抜なアイディアにぐいぐい引き込まれます。これはドラマ化されました。
『ゲームの名は誘拐』:東野圭吾(光文社)
宣伝会社の佐久間は自動車会社主催イベントの企画担当から突然おろされる。ある夜、社長の娘樹理の家出を偶然目撃し、自分をおろした社長の鼻をあかすため、その家出を手伝い、誘拐ゲームを始める。誘拐犯と誘拐された娘がともに行動し身代金を奪おうとする計画と身代金の奪取。その後に続くどんでん返し!最後まで目を離せません。これは映画になりました。
ミステリー最高!
posted by 三省堂書店 名古屋高島屋店 at 14:02|
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